新米きのこ農家1 分なんということもなく。SDGs。キノコづくりには重油も使いますし電気も使います。育てるために使う瓶はプラスチック製ではありますが… この栽培用の瓶の中にいれるきのこを育てるのに必要な「栄養」。いわゆる「培地」というやつのことです。 培地は次のものを混ぜて作ります。...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。黄昏のクリームパン。夕方、きのこ工場の外でちょっした作業していたときのことであります。 のぼり旗を立てた台車を押したお兄さんが、近所の家々を訪問して何か売っているようなのです。のぼり旗をヨーク見ると「まぼろしの生クリームパン」と書いてある。 「まぼろし」がそこにある! ということだ。...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。プロの技。きのこの栽培にはなくてはならないもの。 「おが粉」が届きました。 「おが粉」は木材を削って粉にしたもので、一般的には「おが屑」と言うのでしょうか? でも、私たちの元に届くのは木材を製材するときに出る「屑」ではなく、きのこ栽培の培地の基礎になるものでして、まあ、野菜で言えば「...
しめじろう1 分MIYAZAWA Kinoko-farm NEWs!あけましておめでとうございます。今年もおいしいきのこを皆様に! 私たち、宮澤きのこ園の新しい一年が始まりました。 世の中が、お正月休みのあいだもきのこはすくすく?育っています。 私たちも日に何度かきのこの様子を見に行きます。 年が変わっても、こんな毎日は変わらない。...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。まさかのこと①きのこ農家に転身したら、「まさかのこと」がしょっちゅう起こる。 そりゃそうだ。「きのこ農家」になることさえ「まさか」なのだから。 で、そんな「まさか」のうちのひとつが起きた。 きのこ農家は農業と行っても機械を使った作業が多く、とにかく畑というより工場(こうば)で働いている。...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。季節の話③毎度の事ながら、きのこ工場(こうば)の中は四季がない・・ などと書くのはもうやめにして… とにかく夏は、半分外で半分中のきのこ工場は暑いのでございます。 暑さ寒さを感じるのも季節を感じているということでございましょう。 ところで、もいつも心を癒やしてくれるのが隣の敷地。...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。季節の話②きのこ農家には季節がない、などとは新米農家の話でございまして。 収穫したきのこは我がきのこ園の運営する「きのこむら深山」のお食事用、通販サイトなど注文用、直販用、市場への出荷用などに分かれます。 で、毎朝、集荷場へ持って行くわけですが… 冬の間は、きのこしかいない。...
新米きのこ農家2 分なんということもなく。かき出す。収穫が終わった「きのこ」。 収穫前、収穫後のしめじのビンの姿です。 収穫後には業界用語で「掻き出し」という作業でして…。 作業名そのまんまで、瓶の中から培地をかき出す作業なのであります。 「掻き出し機」というこれまた、まんまの名前の機械で行います。...
新米きのこ農家2 分なんということもなく。初めてのきのこ。前にも書きましたが、私、1月の末にきのこ農家になりまして、初めて農園に顔を出した日から約4ヶ月が過ぎました。 あの頃ただ言われるままにスコップを動かしたり、機械のペダルを踏んだり、ただただビンを積み上げたりと、そんな作業にも、それぞれに理屈や理由がつき始めた今日この頃でして...
-2 分なんということもなく。季節の話きのこ農家に転身したのは今から約3ヶ月半ほど前のことでして… そのとき初めて作業に関わったきのこの瓶が、やっと生育室に入りました。 100日を少し遅れて、5月17日のことでございます。 きのこは栽培施設の中で、湿度、温度、照明をコントロールして育てるので1年中収穫できるわけ...
新米きのこ農家2 分なんということもなく。目を覚ましてください。100日間の培養・熟成を終えたきのこ。 次に行われる作業は,業界用語で「菌掻き」というヤツでして… ま、もちろん昨日「釜たき」をした物を使うわけにはいかないので、 「ここに100日たったものがありますぅ…」って、なんか○分間クッキングみたいな感じになりますが…...
新米きのこ農家1 分なんということもなく。きのこ栽培・ことはじめきのこ農家初の仕事は、業界用語でいうと「オガ入れ」といいまして… 「オガクズ」を主にいろいろな栄養あるものを混ぜて「培地」と呼ばれるものを作ります。畑でいういと、土をつくる作業です。 で、ですね。 私たちはビン栽培という方法できのこを育てるわけです。この培地を瓶に詰めたら「...