収穫が終わった「きのこ」。
収穫前、収穫後のしめじのビンの姿です。
収穫後には業界用語で「掻き出し」という作業でして…。
作業名そのまんまで、瓶の中から培地をかき出す作業なのであります。
「掻き出し機」というこれまた、まんまの名前の機械で行います。
まあ、こんな感じの作業でして…
こうして空になったビンに再び培地を詰めて、次のきのこを作るのであります。
これで「オガ入れ」から始まった「きのこづくり」のおおまかな作業が終わります。
初めて作業に関わったのが2022年の1月27日。
今日は2月18日でありますから、約20日間で一通りの作業は体験できるわけです
他の農産物と比べて、あまりにも短い!
が、これで、「きのこ」ができるかというと、そんな簡単なはずがございませんで…
まわりにある細々としたことがまだまだアルのでございます。
新米農家には先輩農家がつきっきり。独り立ちをするまでに一体どれほどかかるのか…
第一、私はエンジンがかかるのに時間がかかる新米でございまして…。
はい、いつでもそうでございます。
若かりし日のバイトの時からそう。「こいつ、やっていけるのかぁ?」などと必ず思われる。多分今回も先輩農家はそう思っていることでございましょう。
しかし、わたくし、結構きのこづくりに興味が出てきておりまして…。
今後、どうしていきましょうか…
それにしても、当きのこ園の機械は誠に古い。しかも一つの作業をやるためだけに作られた機械だらけで…
しかし、そこに知恵や工夫や熱意やいろんなものが見えてくる。新しい機械より古い機械の方が、そんな人間の心を感じるのはなぜでしょうか?
2022.2.18
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