きのこ農家初の仕事は、業界用語でいうと「オガ入れ」といいまして…
「オガクズ」を主にいろいろな栄養あるものを混ぜて「培地」と呼ばれるものを作ります。畑でいういと、土をつくる作業です。
で、ですね。
私たちはビン栽培という方法できのこを育てるわけです。この培地を瓶に詰めたら「菌床」です。
詳しいきのこの育て方はいろいろなwebサイトで紹介されているので、そちらを見てもらうのが一番かと思いますが…
で、きのこ農家での初仕事。私の作業は、このオガクズの山を切り崩して、ベルトコンベアに乗せて、ほかの養分(米ぬかやふすまなど)と攪拌するミキサーに送り込むこと。
これって普通、オートメーションでは…
ところが、予想に反して
スコップ1本でやるのでありまして…
オガクズの山を切り崩しましょう。
ビフォー アフター
「オガクズ」約600Kg。その他栄養、「こぬか」「ふすま」etc.で約500Kg.
併せて1㌧近くを手作業でやるわけだから…
まあ、面白くもない話でしょうが、私の農家ライフは「オガ入れ」から始まったのでありました。
スコップ1本で。
2022.1.26
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