前にも書きましたが、私、1月の末にきのこ農家になりまして、初めて農園に顔を出した日から約4ヶ月が過ぎました。
あの頃ただ言われるままにスコップを動かしたり、機械のペダルを踏んだり、ただただビンを積み上げたりと、そんな作業にも、それぞれに理屈や理由がつき始めた今日この頃でして…
あの寒い冬の日にスコップ握ってオガクズをベルトコンベアーに運んだ最初のきのこが今収穫の時を迎えました。
51にもなって育ったきのこを見て少し感動しています。
こういうことは確かに他人から見ればどうでもいい、例えば、うちのオーナーや先輩ファーマーから見れば日常のことなのでしょうが、私にはちょっと特別な事だったりします。
ご理解いただける方はいるとは思いますが50を超えて転職して農業して、4ヶ月たってやっと一つの物が完成することの感動!
しかもそれが「きのこ」とは!
こんな人生想像すらしなかった!
で、
本日はそいつを一つ頂いて帰って、農家らしい男らしい簡単で美味い飯を作りたい!
と思い、ここんとこまともに料理などしていませんでしたが、晩飯をつくりました。
豚きのこ丼は簡単で美味しい味付けは醤油と酒だけの、きのこ飯。
豚もきのこも長ネギも全部一緒にフライパンに入れて、焦げ目がついてきたら酒と醤油をドボドボ入れ煮詰めるだけ。白いご飯にかけて食うと、とてもおいしい。
嗚呼…、さっき採ってきた自分で作ったきのこで食べる晩飯。最高。
私、いつか、この職場でかなえたい夢がありまして…
いずれお話しする日が来るとは思いますが…
今日は今日の感動をお伝えしたくて…
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