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100日間。

新米きのこ農家

更新日:2022年10月11日

接種を終えたきのこは培養室へ。

きのこの菌糸を成長させる工程でして…ここの

▲この培養室で約50,000本のビンが培養中。




室温23度、湿度約60%で培養から熟成へ。普段は灯りはついてなくて真っ暗です。100日かけてビンの中で菌糸を育てます。

茶色だったおがくずなどの培地は、菌糸が伸びると白くなっていきます。

きのこは施設の中で作るし、花は咲いたりしないのであまり季節感はない仕事だけれど、まあ、こんな風に菌糸がビンに回っていくのを見るのが、小さな楽しみでもありますなあ。


この間、新米農家の仕事は温度と湿度に気をつけることでありまして…


今頃、真っ暗な培養室の中で、植物で言えば「根」のきのこ菌が培地に回っていきます。

あ、でも暗闇の中で「根を回す」、それは人間のやることで、だって一緒に「手」を回しますからね。

きのこには「手」はありませんから。


きのこ菌は雑菌が入ればやられたりしますし、環境をきちんとすれば、素直にゆっくりゆっくりと熟成していくのであります。


2022.2.1









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